2004年06月18日
トーノZEROアニメ感想あたしンち total 2831 count

安くゆったりと買い物ができる特権階級に翻弄される一般人の母!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のあたしンちの感想。

サブタイトル §

第99回

「父、パンチパンチパンチ!!」

「母、バーゲン好きっ」

あらすじ「父、パンチパンチパンチ!!」 §

 父は、50枚の紙に穴を空けられるパンチを買ってきます。

 そして、家のいろいろな紙に穴を空けます。

 メモ用紙に穴を空けると、母が紐を通し、よくなくすメモがなくならなくなったと感謝します。

 父は調子に乗って、みかんのテディベアや、ゆずのレアなトレカにまで穴を空けて顰蹙を買います。

 父を弁護する母。しかし、母の「書」にも穴を空けられたことを知ると母も怒ります。

あらすじ「母、バーゲン好きっ」 §

 母はバーゲンで立派なツーピースを安く買います。

 しかし、木村さんは、関係者しか入れない特別セールでもっと良い買い物をしていると言います。もっと良い買い物をしていると知ってショックの母。

 そのセールに招待される母。

 15万円が1万円で買え、しかも空いていてゆっくり選べる会場に驚く母。

 母は、そこで買ったスカートと、ツーピースを見比べて、苦労して買ったツーピースの方が良いと結論します。

感想 §

 今回素晴らしいのは、買い込んだパンチを取り出す父のシーンですね。1つ1つ確かめながら箱から出し、使ってみる描写が、1つ1つ手順を追って順番に描かれているのが良いですね。余計な説明台詞もなく、ただパンチを使う面白さ、感動が描かれます。これは大傑作シーンだと思います。

 後半の話は、関係者が特権的に買い物できる特別なセールよりも、苦労して一般のセールで買った服の方が良い、というちょっと貧乏人には泣かせる話ですね。こういう感性があるところが、今回の良いところだと思います。

今回の一言 §

 今回は、前半も後半もなかなか良い話ですね。気に入りました。